腫瘍内科は2023年9月に内科系診療科として新設されました。
臓器横断的に固形がんに対する薬物療法を実施しており、標準的な化学療法、化学放射線療法、分子標的治療、免疫チェックポイント阻害療法等を行っています。
また、乳腺外科、呼吸器外科さらには消化器外科と連携し、乳がんや肺がん、大腸がんを中心に手術前後の補助化学療法や進行期の薬物療法も担当しています。
2019年9月、金沢大学附属病院は「がんゲノム医療拠点病院」に指定され、がん遺伝子パネル検査を自施設で実施できるようになりました。がんゲノム外来を腫瘍内科が担当し、標準治療がない希少がんや原発不明がん、標準治療を終える固形がんを対象に、遺伝子診断に基づいた薬物療法を検討しています。

教授ご挨拶