PEOPLE-J試験でBIM遺伝子多型ありと判定された患者さんのなかで、抗癌剤やEGFR-TKI治療を受けそれらの治療が効かなくなり、この治療を希望される患者さんにゲフィチニブとボリノスタットを併用する治療を受けていただきます。この試験は臨床第1相試験で、ゲフィチニブとボリノスタットの併用療法の安全性を明らかにすることを目的にしている、医師主導治験です。患者さんの選択基準が設けられており、すべての基準を満たす患者さんのみに参加いただくことができます。現在の治療実施施設は、金沢大学附属病院、名古屋大学医学部附属病院、東北大学病院、静岡県立静岡がんセンター、先端医療センターです。2014年6月17日から、実際に患者さんの治療が始まっており、現在も登録可能です。