学生教育カリキュラム




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学生教育カリキュラム

当教室では、がんの診断および治療に必要な検査手技や知識を身につけられるよう指導します。そして、全員が日本内科学会の「認定医」と日本臨床腫瘍学会の「がん薬物療法専門医」を取得できるように研修プログラムを組んでいます。
後者の取得には、がん薬物療法を行った受け持ち患者として、造血器、呼吸器、消化器、肝・胆・膵、乳房、婦人科、泌尿器、頭頚部、骨軟部、皮膚、中枢神経、胚細胞、小児、原発不明の腫瘍のうちから少なくとも3臓器・領域より選択し、各臓器・領域3例以上で、1臓器・領域20例以下とし、総数30例を記載し報告をする必要があります。
当教室では、肺、膵、原発不明の領域をカバーし、概ね3年間の研修を終えれば受験資格を満たすことができます。

また、平成19年度からスタートしたがんプロフェッショナル養成プランの大学院に入学することで、卒業と同時に上記の認定医・専門医の取得とともに学位取得もできるよう研究指導をおこないます。

さらに、平成20年度にスタートしたInternational Training Program (ITP)の制度を利用することで、大学院在学中に6ヶ月から1年間、がん診療・研究のメッカであるM.D. Anderson Cancer Center(米国テキサス州ヒューストン市)に留学することも可能です。私の友人であり、世界的に有名で、日本人留学生に理解の深い臨床医である上野直人先生(臨床腫瘍医)、Ristuko Komaki先生(放射線治療医)、Roy S Herbst先生(臨床腫瘍医)らの指導も受けられるチャンスがあります。

がん医療の進歩はすさまじいものがあります。最高のがん医療を提供するには、世界の最先端でどのようなことが行われているのかを常に意識する必要があります。井の中の蛙ではいけません。当教室のこのようなプログラムで、世界的な視野に立って自分を磨いてみませんか?



膵・胆道癌について
膵・胆道癌の予後は不良ですが、GemcitabineやS-1などの抗がん剤が登場して以来、長期生存例も報告されてきています。一方、がん患者さんの治療において良好なQOLを保つことも極めて重要です。しかし、胆道・膵癌患者のQOLは胆管狭窄、消化管狭窄、癌性疼痛などにより一般的には著しく不良であり、Intervention技術や疼痛コントロールについての知識は必要不可欠です。当科では膵・胆道癌の化学療法はもちろんのこと、内視鏡的胆管ステント留置術や消化管ステント留置術などの内視鏡的治療にも積極的に取り組んでおり、さらにはペインクリニックとともに疼痛ケアにも力を入れています。我々と一緒に膵・胆道癌治療のスペシャリストを目指してみませんか。



お問い合わせ先

金沢大学がん進展制御研究所 腫瘍内科
〒920-0934 石川県金沢市宝町13-1
TEL 076-265-2794
FAX 076-234-4524
MAIL ohtsubo@kenroku.kanazawa-u.ac.jp


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